普段は主に脇役としての印象が強いやずやの「ごま」の話になります。形は小さいながらもその存在感たるやすごいものがありますね。料理のアクセントとしてごまやごま油を仕上げに少し加えるだけで、その1皿を一段とおいしいものにしてくれます。原産地はもともとはインドやエジプトと言われますが、今では和食だけにとどまらず、韓国料理や中国料理などの国籍を問わず活躍してくれる材料となっています。日本へは奈良時代に中国から仏教とともに伝えられたとされています。その当時は肉食をしない僧侶たちの貴重な栄養源として、大豆などとともに精進料理に利用されていたそうです。ごまの油は料理に使われるだけでなく、昔は傷の手当てなど薬としても使われていたそうです。ごまはゴマ科の植物の種子で、こんなにもたくさん利用されているにもかかわらず、残念ながら日本に流通しているもののほとんどは輸入に頼っている状況です。では、胡麻を買う時どのような点に注意して選ぶのがよいかというと、まず見た目の粒が揃っていて、実が固くしまっていることを確認してみて下さい。また、よく乾燥させてあるもので、できるだけ製造年月日が新しい方が風味を保っているはずです。
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